台湾に住むとどうして太るんだろう?
移住して1年経過しましたが、4キロ太りました。
台湾に住むと体重が増えてしまったという話、よく聞きますよね。
現地の食べ物はおいしいですが、味が濃くてたくさん油を使っていることが多いのです。
この記事では、台湾で暮らすとなぜ太ってしまうのか、わたしが実際に滞在して気づいた点を紹介します!
これから、台湾で生活を始める方、ぜひ参考にしてみてください。
肥満大国と呼ばれている台湾
台湾の衛生福利部の最新調査では、台湾の成人の肥満率は45%で過去最高を更新。19歳以下の肥満人口は直近5年で83%増え、「肥満大国まっしぐら」なのである。
引用元:アジア経済ニュース
こちらの記事は2019年のアジア経済ニュースに掲載されたものです。
台湾人の成人45%が肥満であると、19歳以下の肥満率もぐんぐん上がっていっていますよね。
実際、レストランに行くと『この人まだ食べるの?』っていう人結構見ます。
アジア圏の中では特に大食いが多いのかもしれません。
太りやすくなる台湾の生活習慣をチェック!
台湾で暮らして太りやすくなる原因は、6つあります!
- 飲み物文化
- 料理に油が多い
- 運動をする人が少ない
- 他人の目を気にしない
- 夜食を食べる
- 夜市の多さ
飲み物文化
台湾で人気の飲み物といえば、タピオカミルクティー!
台湾のタピオカは種類豊富で、黒糖タピオカやホワイトタピオカなどもあり、もちもちしていて本当においしいんです!
また、果物大国である台湾は、フルーツティーも大人気です。
グレープフルーツ緑茶やパイナップル紅茶などフルーツが安く入るからこそ、価格も安い。
高くても80元(約300円)で購入可能です!
そして、タピオカミルクティーのカロリーは、500㎉から700㎉なんです。
これは食事でいう一食分にあたります。
普通の飲み物感覚でいたら太るのは当たり前。
フルーツジュースも同様に砂糖をたくさん入れています。
コンビニの緑茶も加糖、無糖があるので購入する際は注意しましょう!
料理に油を多く使っている。
台湾の食べ物は油でこってりしているものが多いです。
皿洗いをしても油が落ちないとき結構あります。
味が濃く、日本のように味付けが薄くてあっさりした食べ物はめったにありません。
台湾の食べ物と言えば魯肉飯(ルーローファン)が有名です。
豚の角煮のようなものがご飯の上にあまじょっぱいソースと一緒に乗っている食べ物ですよね。
カロリーが高く、値段も安い!食堂では、一杯約100円で食べられます。
朝ご飯で有名な葱油餅(ツォンヨウピン)。
ネギが練られた小麦粉の生地を油で揚げて、そこに卵を挟んだ、とってもおいしい食べ物ですよね。
「朝ご飯で食べられない。胃が重たくなるよ。」
と思っていた私が今や朝ご飯にぺろりと。。。
レストランで出てくる1つの量が多い
台湾のレストランで注文するとハンバーガーやポテト、サンドイッチも結構なボリュームがあります。
また、テイクアウト文化も根強いです。
食べきれずに残ったら、何でも持って帰れる。だから多めに頼んでも大丈夫。という方多いです!
外を歩く人は小さなビニールで弁当袋を下げている方本当によく見かけます。
外食が多いというのも、太る理由の1つですね。
運動をする人が少ない
外にはゴルフ場やバスケットボールをする場所があったりしますが、実際に運動をしている姿は数人しか見かけません。
インドア派が多い
台湾人は家で映画鑑賞をしたり、ゲームをしたり、インドア派が多いです。
2018年あこがれの職業ランキング2位にエンジニアが入っていることでも明らかです。
ちなみに2018年日本の憧れの職業は野球選手、監督です。
台湾人のメガネ率が高いのもそこからでしょう。
道が細い
日本では外をランニングする人も多く見ますが、台湾は道が細く、交通量も多いため、ランニングには適していません。
その為、運動をしたい人はジムを利用することも多いのですが、費用も掛かります。
原チャリをすぐ使う
台湾文化の一つである原チャリも一つの原因です。
近場でもすぐに原チャリを使います。
日本だと雨の日なんかはバスや電車を使いますよね。
台湾人はちょっとの雨なら原チャリをそのまま乗りますが、ひどい雨ならかっぱを着て原チャリを乗ります。
交通がかなり便利
台湾の交通手段はかなり便利です。
月額を払えば、原チャリや自転車を借りることができます。
さらに、台北や台中などの大きい都市であれば、スマホの都度払いで原チャリや車を好きな場所から借り、都合の良い場所に置いていくことも可能です。
他人の目を気にしない
台湾人は他人の外見を気にしている人が少ないです。
日本人は周りからの目を気にしてダイエットしなきゃとか、身だしなみをきちんと整えなきゃって思う人も多いです。
台湾ではスーパーやショッピングセンターなどにスウェットで出かけている人も多いです。
女性に関してはメイクをしていない人が圧倒的に多いです。
夜食を食べる
台湾にある店は大体閉店時間が遅いです。
マクドナルドは24時間、スターバックスも夜12時まで開いています。
近所の豆乳屋も朝方までの営業をしています。
豆乳屋で販売しているのは肉まんや小籠包などの高カロリーの食べ物が多く、
「え?これ夕飯だよね?」という食べ物を軽くバイクで買いに行っちゃうのです。
夜市の多さ
夜市は安くておいしい食べものがそろっています。
カロリーを気にして買ってなんていません。
台湾中いたるところに、何千もの夜市があるんです!
気分が上がったりストレスを感じるとブーンと行きたくなっちゃうんですよね。
台湾で太りたくないなら食欲の誘惑に負けないで!
今回この記事を書くことによって自分が再確認できたことがあります。
台湾の食べ物は、『安くておいしくて太りやすい』ということです。
食事をしっかりと管理して、運動もできることから始めてみよう。
気持ちを強く持って食欲に負けないことが大事です。
良かったら参考にしてみてください‼