中国語で有名な台湾師範大学(MTC)の実際の口コミを紹介

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はてなさん
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台湾で中国語を勉強したいけど、どこの学校がおすすめ?

中国語を学べる学校は台湾全土数えきれません。
今回はその中でも圧倒的人気を誇る「台湾国立師範大学(MTC)」について紹介していきます。

あや
あや

実際にわたしも半年間通学しました。
初めは中国語のイロハも知らなかったわたしが、1人でレストランで注文、そしてレジの間違いを正せるくらいになっています!

わたしの実際の感想を紹介していきますね。

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台湾師範大学国語教学センター(MTC)とはどんなところ?

MTC

台湾師範大学の国語教学センター(Mandarin Training Center)は、1956年に設立された長い歴史のある語学学校です。

毎学期(3か月間)、世界80ヵ国から約1700人が訪れ、毎年約5000人の生徒がMTCで中国語を学んでいます。
(現在はコロナの影響もあり、例年よりも少ないのではないかと思います。)

実際知り合う日本人にふと『どちらで中国語を学びましたか?』と聞くと、多くの方が『師範大学です。』と答えます。
それほど有名なんですね。

国立台湾師範大学国語教学センター

師範大学は、学生からは師大(シーダー)と呼ばれて親しまれています。
学校の近くには夜市やおしゃれなカフェもたくさんあるので、学生ライフを楽しみたい方にもおすすめです。

さて、それでは師大の中国語センターがどんな感じなのか、詳しく説明していきましょう。

教師の質

MTC教師紹介

師範大学のMTCに在籍している先生方は、長い方で1981年から指導をされています。
もちろん、20代や30代くらいの若い先生もおり、クラスによって指導方法が大きく異なります。

実際のクラス写真
あや
あや

わたしは半年間の間に2人の先生から指導を受けましたが、授業の進め方は大きく変わりました。

1人目の先生は、ゲームや遊びを取り入れた実践型。

2人目の先生は、黒板とパワーポイントをフル活用した授業でした。
友人のクラスでは、ノートと鉛筆を一切使わず、Google Classroomのアプリで資料や宿題が送られてくると聞きました。

指導方法がこれだけ違うと相性もありそうですが、次はどんな授業が受けられるのか正直ワクワクしていました。

選べる授業時間

授業は『春夏秋冬』と4つの季節に分かれており、1学期約3ヶ月間で区切られています。

  • 春【3~5月】
  • 夏【6~8月】
  • 秋【9~11月】
  • 冬【12~2月】

授業時間は、通常の1時間50分制かインテンシブの2時間50分制です。
時間と授業料は以下の通りです。

Regular
(6~10人)
Intensive
(6~9人)
8:00~10:00
10:20~12:1010:20~13:10
12:20~14:10
14:20~16:1014:20~17:10
16:20~18:10
18:30~20:20
26,40036,000
参照:国立師範大学 国語教学センター

授業の時間帯によるものの、中には13~20人というクラスもあります。
学費は多少割安ですが、人数が集まらないと開講されません。

正直宿題の量や授業の厳しさをとっても2時間でいっぱいいっぱいでした。
インテンシブクラスを受けている友人を見ると、教科書の進み具合や成長も速いですが、へとへとで疲れ切っています。
本格的に集中して中国語を勉強したい方以外は、2時間のレギュラークラスでも十分だと思います。

他にも通学できない方はリモートで授業に参加したり、プライベートレッスンを受けたりする方もいます。
仕事で忙しいという方でも授業を受けやすいですね。

授業のレベルや先生が合わない場合、申請すればクラスを変えることができます。(約一週間以内)

細かいクラス分け

テストで細かくクラス分けがされています。
学校が始まる前にはコンピューターや簡単な面接でクラス分けのテストが行われ、そして次の学期に進む前にも学期末テストがありました。

テストの合計点数が全体の6割を取れれば次のレベルにすすめます。
しかし中には、合格点数に至らず同じ教科書の同じページから勉強する生徒もいました。

選べるカリキュラム

通常の授業以外にも自分で選んで参加できるカリキュラムが用意されています。
内容はその曜日と時間によって異なります。

例えば、
・月曜日10:20~『ビギナー用の中国語会話クラス』
・月曜日12:20~『中国語日常会話クラス』
といったように、日替わりの授業が約2時間広い講堂で開かれます。
その他にも『発音クラス』『台湾ドラマ』『漢字の成り立ちを学べるクラス』等さまざまありました。

あや
あや

実際に参加してみたところ、授業ではyoutubeの動画が流され、そこから新しい単語を拾って理解していくという流れでした。
先生の教え方やテンポがとてもよくて、楽しい授業でした。
通常の授業で習った単語も復習ができ、とてもためになる時間だったと思います。

また、パソコン教室で中国語映画の視聴やリスニング教材の利用も可能です。
MTCにある図書室には、常時担当の先生がいるので、宿題で分からない点を聞くことができます。

http://mtc.ntnu.edu.tw/jap/facility.html

建物の入口の反対側には図書館があり、館内は広くてとても綺麗です。
静かで勉強しやすい環境が整えられているので利用するとよいでしょう!

多い宿題で学習力UP

あや
あや

師大は特に宿題が多いと有名です。

わたしも学校が始まる前に『師大は宿題が多いよ-』と聞いていましたが、実際に多く感じました。

宿題は、その日に習った文法で文章を作成したり、先生が録音した質問をグループラインに送ってきてその質問に答えたりといった内容でした。

その他にも単語の練習といった宿題もあります。
週に2回必ず単語の聞き取りテストがありました。

一番大変だったのが、作業本と呼ばれる問題集です。
週に一度テスト前に先生に提出するのですが、問題数が多くて終わらせるまで時間がかかりました。
しかし、多い宿題をこなすことで、しっかり見直しをしてレベルアップを実感できました。

国際色豊かな学生

師範大学の学生は、世界各国から集まります。

実際にわたしのクラスメイトは、
アメリカ人、イギリス人、タイ人、ミャンマー人、韓国人、フランス人、オーストラリア人、スイス人がいました。

中国語がゼロスタートのわたしは、日常会話で英語を使って話すことも多かったです。
そのため、英語も一緒に勉強したいという方は一石二鳥です。

師大の日本人率とは?

はてなさん
はてなさん

師範大学のMTCは日本人が多いってほんと?

あや
あや

わたしが通った半年間から見たところ、1クラス2~3人といったところでした。
授業は英語と中国語で進められるため、先生の言葉が理解できない時には日本人の友人に助けてもらうこともありましたね。

学校開始前のオリエンテーションですが、以前は英語だけでなく日本語でも説明されていたそうです。
しかし、現在は以前と比べて日本人の割合が少ないため、日本語を使った説明がありませんでした。
館内ではアジア人も多く見かけますが、同じくらいヨーロッパ人や欧米人なども多かったです。

校内で開催されたイベントでは、手作りのフランスのクレープや韓国のトッポギ、日本の抹茶ケーキなども販売されていましたよ。

校内のレストランで学生証割引あり

学校内のレストランでは、学生証を見せると割引されます。
師大大学には、スターバックスやセブンイレブン、とんかつのレストラン、サイゼリヤなんかもあります。
わたしはよくセブンイレブンととんかつ屋で5〜15%の割引を使っていました。

師範大学に通った実際の感想

あや
あや

師大の先生方の中でも特に年配の方は、指導が厳しいです。
わたしもこころが何度も折れそうになりました。
正直なところ、楽しく中国語を学びたいかたには30代くらいの若い先生をおすすめします。

中国語ゼロで学校に半年間通った現在は、簡単な意思疎通ができるようになりました。
勉強し始めてまだ半年なので、実際の会話レベルは低く、『日常会話ができる』とは言えません。
しかし、以前は「ちゃ」とか「しゃ」のかたまりにしか聞こえなかった言葉が少なからず聞き取れるようになりました。

現在わたしは台湾人と仕事をしています。
中国語を仕事に使うことは難しいですが、突然話かけられてもなんとなく理解でき、やりとりも片言でできています。
今のわたしがあるのは、MTCで発音や文法の基礎をしっかり学んだおかげです。

中国語を勉強するなら、始めの半年から1年はしっかりとMTCで学ぶことをおすすめします!
海外のいろんな国のお友達もできますよ!

台湾師範大学の周辺にあるおすすめの夜市

はてなさん
はてなさん

学校の周辺には何があるんだろう?

あや
あや

実は、師大の周辺には2つの夜市があります。

学校帰りに夜市に立ち寄るのも学生生活の1つの楽しみ方ですね!

師大の近くには、以下の2つの夜市が点在しています。

  1. 師大夜市
  2. 公館夜市


どちらの夜市も学生に人気があり、ミシュランの本で紹介されましたという看板もちらほら。
夜18時位まで図書室で勉強して帰りに夜市へというのもありですよね!

師大夜市

師大夜市は、師範大学から約徒歩5分という近い距離にあります。
出店や洋服店などさまざまなお店が並んでおり、師範大学の学生にとっても人気です。
規模はそこまで大きくないですが、ゆっくり楽しめます。

特におすすめなのが、【好好味】というお店の冰火菠蘿油(Pineapple bun with butter)です!
外が甘くサクサクしていて、ぶ厚いバターが絶妙にマッチした一品です!
ぜひ一度お試しあれ。

公館夜市

公館夜市は、名前はゴングァン・イエスーと呼び、MRT公館駅から徒歩2分の距離にあります。
師大から徒歩約25分と少し離れてしまいますが、買い物ついでに寄られる方も多いです。

中でも個人的に【素食地瓜球】のさつまいもボールがふわふわしていておいしくかったです!

人気で列に並びましたが、あっとゆうまに購入できました。

台湾師範大学(MTC)で中国語を勉強しよう

台湾師範大学は、学校の設備や教師の質、学生の海外色も優秀です。
近くに夜市やおしゃれなカフェ、お店もたくさんあります。
勉強はもちろんのこと、学生ライフを楽しみたいという方はぜひ師大のMTCで勉強しましょう!

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