現在、日本から台湾へ渡航できるの？どんなビザなら入国できる？

現在(2022/3)は以前よりもコロナ感染者数が減り、一日100人以下を推移しています。

台湾の入境制限も緩和されており、日本から仕事で赴任してくる方や、逆に日本へ帰国する方がとっても増えているのです。

この記事では、『現在、台湾へ入国できるのか』『入境後、ホテルに着くまでの流れ』を紹介していきます。

これから台湾に来る方はぜひ参考にしてみてください。

【わたしは、2020/11/18に台湾に入国して、隔離ホテルに2週間滞在しています。】

現在、台湾へ入国できる？

台湾は、海外旅行の中でも日本人に大人気の観光地です。
コロナ禍で台湾に行きたくても行けない方は多いのではないでしょうか。

しかし、居留証保持者、外交公務、その他特別許可を受けた方に限り入境可能となっています。(2022/3/7現在)
【就労・商務目的の特別入国許可(ビザ)の申請・取得が必須】
✓居留証というのは、外国籍者が台湾で生活する際の身分証明書です。

また、搭乗前2日以内に取得したPCR検査の陰性結果を示す証明書も提出しなければなりません。(搭乗日は除く)

台湾入境後については、2週間隔離検疫(15泊16日)＋7日間の自主隔離が必要でした。
⇒2022/3/7以降は、10日間の検疫隔離(1人1戸であれば自宅も可)+7日間の自宅待機と変わっています。

台湾入境時の流れ

まず、携帯電話番号を用意しましょう。

台湾で使えるSIMカードとSIMロックフリー(ロック解除済み)のスマホは事前に用意しておきましょう。

健康状態についてのメールが隔離中毎朝届きます。
日本国内で用意できなかった場合は、入境後すぐに購入やレンタルが必要です。
入境後の動きをスムーズにするためにも、日本国内で準備しておくことをおすすめします。

入境検疫システムの登録

台湾に入境する前には、入境検疫システムの登録が義務付けられています。

入境検疫システムとは、フライトナンバーや名前、パスポートナンバー、隔離ホテルまでの手段や滞在予定場所などの必要事項を入力していく電子システムです。

台湾入国48時間前から出発地の空港でチェックインする前までに、
入境檢疫系統（航機版）Quarantine System for Entry (Aircraft version)から済ませておく必要があります。

わたしは空港のチェックインカウンターで説明を受け、登録が終わってからチェックインを済ませました。
さらに機内でも同じ内容の用紙に記入をして、入境後スタッフの指示を受けながら、設置してあるパソコンに情報を再度入力していきました。

登録完了後は、隔離期間中の健康管理の方法について説明を受けます。

日本語と英語どちらでもOKです。

手続き終了後は、預けていた荷物を受け取り、到着ロビーをあとにしました。

空港からホテルまでの交通手段

隔離ホテルまでは、公共機関が使えないため、防疫タクシーやハイヤーを手配する必要があります。

私は防疫タクシーを利用しました。
到着ロビーを出て、まず「防疫計程車指定搭乗處（Designated Special Quarantine Taxi Service Riding Location）」と書かれた案内板に沿って外の乗り場まで移動します。

乗り場では、全身と荷物全体に容赦ないくらいのアルコール除菌スプレーをぶわーっとかけられました。その後、必要書類の記入を済ませ、タクシーに乗り込み、ホテルまで向かいます。

運転手はマスクをしていましたが、その他の点では一般のタクシーとあまり変わらないように思えました。

到着した場所はホテルの地下駐車場です。
その場で必要な手続きを行い、エレベーターで部屋まで向かいました。

地下駐車場を使った理由は、一般客に隔離ホテルとして利用されていることを悟られないためだと思われます。

空港到着後は公共交通機関の利用は禁じられています。
違反した場合の罰金は、100万元(約375万円)が科せられるのでご注意ください。

台湾への入境時のためには、完ぺきな準備をしておきましょう。

めまぐるしいコロナ情勢の中で、他国に移動するのは大変なことです。

私も不安でいっぱいでしたが、空港で迎えてくれる防疫スタッフは丁寧に快くサポートをしてくれたのですごくほっとしたのを覚えています。

防疫タクシー前のアルコール消毒、びしゃびしゃにかかりますのでお気を付けください。

台湾の隔離ホテルってどんなところ？【実際の隔離経験談を話します】