◆台湾の夏に旅行するなら、どんな服装がおすすめなんだろう。。
◆なにか気をつけた方がいいことあるかな?
台湾の夏は日本の夏と違って「むしむし」で「じとじと」で、スコールが多い特徴があります。
そして、蚊が多いのです!
台湾で何度も夏を経験しているわたしでも、今年は蚊に刺されて病院を訪れるなどすでに痛い目に合いました。
そうなんです!台湾の蚊はばかにできません!
そこで、この記事では台湾の夏をはじめて経験する方に向けて「何に注意をして、どのような対策を講じておくべきなのか」をわかりやすく解説していきます。
この記事を読めば、「台湾の夏旅行を楽しく過ごすために注意するポイント」がわかるでしょう
台湾と日本の夏の違い
台湾の季節は、春が短くて夏が長い傾向にあります。
そのため、5~10月は全体的に暑い時期が続き、7~9月にかけては信じられないくらいの暑さになります。
そして、日本と比べて雨が多く、高温多湿でじとじと感が強いです。
4月は台中エリアに雨量が少ない時期となるため、水不足が深刻化しやすくなります。
旅行する際は、注意しましょう。
【2020年台北と東京の気温】
5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | ||
台北 | 最高気温 | 29.2 | 32 | 34.3 | 33.8 | 31.1 | 27.5 |
最低気温 | 22.3 | 24.6 | 26.3 | 26.1 | 24.8 | 22.3 | |
東京 | 最高気温 | 28.7 | 32.6 | 32.5 | 35.6 | 37.3 | 26.7 |
最低気温 | 14.8 | 19.8 | 20.6 | 20.7 | 29.4 | 15.4 |
夏は、30度越えが当たり前なのですが、本当にカンカン照りのじめじめです。
紫外線対策はしっかり行う必要があります。
【2020年台北と東京の月合計降水量】
5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | |
台湾 | 405.8 | 117.9 | 133.5 | 322.5 | 129.5 | 25.5 |
日本 | 118 | 212.5 | 270.5 | 61.5 | 117.5 | 205 |
東京に比べると、5月と8月の雨量に大きな差があります。
4月後半になると梅雨の時期に入ることにより、徐々に蒸し暑く感じてきます。
5月6月はスコールも多く、天気が悪い日は靴がぐちゃぐちゃになります。
台湾の梅雨はしとしと雨ではなく、ゲリラ豪雨といった大雨が多いので、特に注意です!
8月9月10月にかけては、強い台風の発生が多くなります。
台湾は「台風の多い国」と呼ばれています。
去ったと思ったらまた上陸の繰り返しで、年に数十回来ることもあるでしょう。
ちなみに気温が高い日は40度を超えるときもあるので、水分補給に注意が必要です。
もちろん、南に行くほど暑くなるため、南に位置する高雄市は、台北よりさらに暑くなるでしょう。
台湾の夏は、蚊と湿度に注意!
台湾の夏で注意しなければいけないことは、2つです!
・湿度
蚊に虫よけスプレーと電気ラケットが必須!
台湾は南国のためか、季節問わず蚊が多く発生します。
特に注意が必要なのが、「小黒蚊」です。
「小黒蚊」は危険‼
「小黒蚊」とは、1.4mmくらいのゴマの半分サイズしかない、小さな吸血昆虫をいいます。
正確に言うと蚊ではなく、本当に小さな黒い虫。
台湾全土に生息していて、とても危険です‼
小黒蚊に刺されると、強いかゆみが現れて、大体1週間~1か月間くらいは赤くはれて苦しむ方が多いようです。
水辺や草むらなどの周辺は特に危険なので、みなさん注意してください!
実は今回私も小黒蚊に刺されました。
気づかない間に足回りに大量に刺されていたのですが、刺された瞬間は気づかないのです!
一日くらいたつと赤くはれて異常なかゆみに苦しみました。。
今回は病院に行って薬を処方してもらいましたが、跡も残りやすいので要注意です!
虫さされ防止スプレーは必須です‼
ドラッグストアでもずらーっと並んでいるので用意しておきましょう!
電撃殺虫ラケット
こちらは、台湾に来た時に初めて見た蚊とりグッズです。
金網が張り巡らされている蚊取りラケットで、ボタンを押すと電気が流れるという仕組みになっています。
台湾では、1家に1台は備えてあるようです。
家の中で、蚊のブーンって音を聞いたら、守り神のようにこのラケットが手放せません!
湿度対策は洋服で対応!
台湾の夏は、暑いだけでなく、とってもむしむししています。
その理由は台湾の湿度です。
台湾は湿度が高い国なので、徐湿器が必ず家に備えてあります。
カビが生えやすいため、外観が黒くなっている家もよく見かけます。
・トップス
トップスは、Tシャツなどの汗をかいてもすぐに乾きやすい服がおすすめです。
女性は、洗いやすさを考えてインナーの代わりに、水着を着けている方もいたりしますよ!
・ボトムス
おすすめは風通しの良い気持ち丈感長めのパンツがおすすめです。
ショートパンツでもよいのですが、訪れる場所によっては蚊に刺されてしまう恐れがあるので注意が必要です。
・シューズ
ビーチサンダルがおすすめです。雨やゴミで汚れても洗いやすく乾きやすいため。
・長いジーンズやスキニーパンツ
・長すぎるパンツやスカートは注意
ゴミや食べ物で地面が汚れている場所も多いため、汚れてしまう可能性があります。
台湾の夏の旅行時に用意しておくべきものリスト
台湾の夏で出かけるときに、必要なものをまとめてみました‼
- 日焼け止め
- 帽子
- サングラス
- 虫よけスプレー
- 大きめタオルやハンカチ
- ティッシュ (トイレにティッシュがないことも多いため)
- 冷房用のカーディガン
- 折り畳み傘(スコールが来た時や紫外線対策)
- ビニール袋 (台湾のコンビニエンスストアやスーパーマーケットで袋代がかかります。さらに、汚れたタオルなどを入れるためにもビニール袋はあると便利です‼)
冷房用に上着やカーディガンなどが必須です。
紫外線対策とスコール対策に折り畳み傘と帽子を用意しておきましょう。
サングラスも忘れないようにしてください。
台湾の夏対策は徹底しましょう!
「台湾の夏は手ごわいです!」
特に蚊と湿度、雨に関しては十分に注意して対策を行っておくことをおすすめします。
気づいたら肌が真っ赤になっていて、病院に行く羽目になったり服がぐしょぐしょに濡れてしまって楽しめないなんてことがないようにしましょう!
せっかくの台湾旅行を楽しむために、前もった準備をおすすめします!