こんにちは、あやです☺
日本では、犬を3匹と猫を1匹飼っていたわたしです。
実家に住んでいたので、日本を去るときもとてもつらい想いではなれてきました。
また次会う時が待ち遠しいです。
台湾にきたときに、思ったこと。
路上に野犬がいる。。
そうなんです。日本って猫が路上にたくさんいるところはよく見かけたのですが、台湾は逆に猫は少なく、犬がたくさんいるのです。
この記事では、『台湾の犬事情』を紹介します。
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台湾の犬事情
台湾は、路上にたくさん野犬がいます。
ただ、どの子も人なれをしているせいか、人を怖がったりしないようです。
それは、地域犬といい、地元の人が餌を分け与えたりして野犬を一緒に世話しているからです。
わたしも最初は、野犬って危険なイメージがあったので、近づくのも怖かったです。
ただ今は、慣れてきたのか、野犬をみてもあまりそわそわしなくなりました。
野犬は写真を撮ったり、近づいてはいけません。安易に犬たちを刺激して襲われている方もいるので気をつけましょう。
台湾犬
台湾には台湾犬といわれる南アジアの狩猟犬の子孫がいます。
特徴は、全身真っ黒スレンダー体系です。
台湾犬は、絶滅危惧種といわれています。
街中でも黒い犬は多いので、もしかすると。。
ちなみに、柴犬は、金運招き犬と呼ばれています。
理由は、中国語の「柴(チャイ)」の発音が「財(ツァイ)」と似ており縁起が良いと言われているからです。
柴犬もゲン担ぎに一役買っているようですね。
台湾のわんこたちの特徴
①散歩をするときにリードをつながない。
みんな気ままに散歩をしているようで、台湾ではリードなしで散歩をする姿をよく見かけます。
野犬かな?って思ったら首輪をつけていて、少し後ろから飼い主が追ってきたり。
逃げたり、他人に危害を及ぼす心配などしていないのかもしれません。
もちろん、リードをつないでいるところも見るので、場所も関係あるかもしれませんが。
②台湾人は犬をカートで散歩します。
赤ちゃんをカートに乗せているのかなとおもいきや、犬だったりするので、びっくりします。
そのまま電車に乗る人もいるようです。
赤ちゃんのように思っているのかなと思うと、とても愛を感じます。
先日象山に山登りに行ったときは、子犬を抱っこひもで抱きかかえて歩くカップルを目にしました。
子犬用の抱っこひもをつけている人は街中でもよく見かけます。
③バイクでじっと待つわんこたち。
台湾では原チャリに乗る人、とっても多いですよね。
特にわんこたちもバイクが大好きで、出かけるときはバイクに飛び乗るそうです。
コンビニ前にとめたバイクで静かにお留守番をしているわんこたちをよく見かけます。
正直運転中は落ちないかドキドキですよね。
④町中にいる犬はあまりほえない。
台湾の犬が吠えてる姿って正直あまり見かけないのです。
危険を察知していないからでしょうか。
台湾人と一緒に生きている感覚があるからかもしれません。
⑤飼われている犬か野犬かどうかの区別がつかない。
飼われている犬でも首輪をつけていない犬も多いです。
野犬と一緒に行動していたりするので、区別がつかないようです。
台湾ではペットは飼いやすい?
台湾の賃貸マンションはほとんどが分譲賃貸のため、一般的にペット飼育禁止ルールがありません。
ペット不可の場所は少ないので、探すのが難しいほどです。
ただ、家によっては家具付きの場所があり、大家が犬に家具を汚されるのを嫌うこともあるので、ペットを飼うのに賛成しない場合もあるでしょう。
家を借りるときは必ず契約を確認しましょう。
逆に猫アレルギーや犬アレルギーの人は台湾に住むのは難しいのではないでしょうか。
台湾では犬を室内で飼うのが一般的です。
それは、台湾には一軒家が少ないためです。
特に台北は、土地が広くないため、マンションが自然と多くなります。
私が住むマンションでもよくエレベータ-の中で犬と住民に遭遇します。
全く吠えず、静かに乗って静かに去っていきます。
しつけがいいのか、台湾の犬はみんなこうなのか、不思議ですね。
台湾のペットの法律
台湾にはペットに関しての法律がいくつかあります。
- 故意に犬や猫に危害を加えれば最大6万5000ドル(約700万)の罰金と2年以下の懲役
- 犬や猫の肉を買ったり食べたりしたら最大8200ドル(約90万)
- 殺処分も現在は法律で禁じられています。
2013年に公開された『十二夜』という映画は、野良犬が殺処分されるまでの12日間の話なのですが、この映画の影響もあり野犬の保護に対する考えが変わったと言えるでしょう。
2015年2月にはアジアで2番目に殺処分禁止の法律が作られました。
この法律ができたことにより、犬や猫は守られているのは事実です。
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野犬や野良猫専用の病院が設立
台中市の国立中興大学には、野犬や野良猫だけを対象とした「浪浪楽活医療室」があります。
大学の副教授や8名の医師が在籍し、その業務を行っています。
犬や猫は、動物保護施設や愛護団体から送られ、そのこたちを治療するという流れです。
治療後は、もとの保護施設や団体に送り返されます。
個人からの依頼は受け付けず、野良犬、野良猫のために動いています。
このような場所がもっと増えるとよいですね。
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台湾は犬と一緒に生きるやさしい国だ
台湾に住んで約3か月、台湾と犬の距離がとても近い国なんだなと思いました。
日本では散歩をしていても首輪は欠かせませんよね。
それなしで散歩ができているのはお互いに信頼関係があって、台湾自体が犬を大切に思っているからでしょう。
ただ、いくらおとなしくても、故意に近づくことは危険なので絶対にやめましょう。
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