中国語と英語の同時学習は可能?【2ヵ国語を一緒に勉強するメリット】

この記事は約7分で読めます。
本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
はてなさん
はてなさん

中国語も英語も両方話せるようになりたいなぁ。
でもやっぱり別々に学習したほうが効率がよい?

こんにちは、台湾在住のあやです☺
台湾で生活すると、中国語の重要性をひしひしと感じます。

台湾ではコンビニのスタッフでさえ、英語の『ICE』や『Hot』が通じないことがあるのです。
中国語が話せなかったときは、コーヒーを買ったり、スーパーで買い物をしたりするのも大変でした。

わたしは、今までに英語の語学学校や専門学校に通い、その後3年間英語圏で生活してきました。
台湾に移住してからは中国語を話せるようになりたいと、現在は大学に付属してある語学学校に通い、同時学習に取り組んでいます。

AYA
AYA

今や英語だけでなく、中国語も話せる人材を求めている企業も多いですよね。
2言語話せるようになれば、これからの社会で戦っていく強みとなるでしょう。

この記事では、英語と中国語の同時学習が可能なのか、メリット・デメリットについてもわかりやすく解説していきます。

この記事はこんな人におすすめ

  • 英語と中国語を一緒に勉強したい
  • 同時学習をすることのメリットとデメリットについて知りたい

スポンサーリンク
スポンサーリンク

英語と中国語の同時学習は効率的?

結論から言って、英語と中国語の同時学習は可能です。
しかし、効率的かどうかは人それぞれです。

効率的であると考える理由は2つです。

  • 中国語の文法の中に、英語と日本語それぞれ共通している部分があるから
  • 2つの言語を同時に学習することで、文法や単語が覚えやすくなるから

しかし、中国語と英語、どちらもゼロからのスタートはおすすめしません。
特に台湾留学を検討している場合、はじめの授業は中国語がわからないため、英語ですすめられます。
また、語学学校で使用する教科書は日本語ではなく、英語と中国語の2ヵ国語で成り立っています。
語学学校で出会う友達も、アメリカ人やヨーロッパ人など英語しか通じない場合がほとんどです。

もし、留学を検討している場合、英語の基礎が少しでもあった方が授業が分かりやすくなるでしょう。

中には同時学習が向かない人もいます。

同時学習をすることは、単に勉強に取り組む時間が倍必要になるということです。
継続できなければ、中途半端に投げ出してしまう可能性だってあります。
また、2つの言語を同時に勉強して頭がパニックになってしまう方も向いてないといえますね。

「一度同時学習を試みて、自分に合うか合わないかを判断することをおすすめします。」

同時学習がしやすい理由は、文法が似ているから?

AYA
AYA

よく英語と中国語の文法は似ているので、同時学習がしやすいと聞きますよね。

実際に似ているのでしょうか?

以下で例をいくつか紹介していきましょう!

基本文「SVO型」

日本語:わたしはりんごを持っています。

英語:I have an apple.

中国語:我有一個蘋果.

上記を見てみると、英語も中国語も主語(S)+動詞(V)+目的語(O)となっているのがわかります。

そうなんです!

英語と中国の基礎となる文章は、どちらも「SVO文型」となるので、文法は似ているのです。

過去文

日本語:わたしは昨日りんごを食べました。

英語:I ate an apple yesterday.

中国語:我昨天吃了一個蘋果.

中国語には英語に使われる過去形や未来形といった時制がありません。

たとえば、英語で「食べる」という意味を表す言葉は、
現在形⇒eat  過去形⇒ate  未来形⇒will eat となり、大きく形が変わります。

しかし、中国語の場合はもっと簡単なんです。
基本的に動詞の後ろに「了」がつくと、過去形に変わります。
「 吃 (食べる)」の後ろに「了」がついていますよね。
また、「 吃 」の前に「昨天(きのう)」が入っているのがわかります。
過去形と未来形の区別の方法は、動詞の前に「時を表す副詞」を持ってくるのです。

疑問文

日本語:あなたは昨日りんごを食べましたか?

英語:Did you eat an apple yesterday?

中国語:你昨天吃了蘋果

疑問文においては、英語と中国語の語順が大きく変わっており、流れはどちらかというと日本語に近いようにとらえられます。
文の最後につく「嗎(マ)」という言葉によって、疑問文に変わっているのです。

「嗎(マ)」 以外にも「没有(メイヨウ)」や「怎麼樣(ザンマエン)」などの単語が語尾に使われることによって、疑問文を作ることができます。

他にも文章中に「多少」や「哪裡」などの疑問詞が使われることもありますね。

AYA
AYA

このように基本文は英語に似ていても、疑問文や過去形、未来形などに関しては文の流れが変わるということを覚えておきましょう!

同時学習をすることのメリット

同時学習をすることのメリットは以下の2つです。

  1. 一緒に習得できる
  2. 理解が深まり、覚えやすくなる

一緒に習得できる

同時学習をすることの最大のメリットは、2つの言語を一緒に習得できることです。
言い換えると、1つの言語に絞らなくてすむため、長く取り組めば取り組むほど両方伴って上達していきます。

英語も中国語も話せるようになれば、動けるフィールドが広がり、視野も大きくなるでしょう。
また、「英語だけ勉強し続けてきたけど、なかなかはかどらなくてレベルが上がらない。」
「すぐに勉強に飽きてしまう」そんな方も多いと思います。

2ヵ国語で勉強を続ける方法は、実際飽き性の方にもおすすめの方法なんです。
飽きたら、別の言語を勉強すればいいから。

あるバラエティー番組で芸能人が話していましたね。
『勉強で休憩する方法は、別の科目を勉強することだって。』

理解が深まり、覚えやすくなる

中国語と英語の同時学習は、相互理解が深められて、頭に残りやすくなります。
なぜなら1つの単語について時間をかけて調べようとするからです。

英語の単語をなかなか覚えられない時ってありませんか?
そうゆう時に効果的なのが、単語ノートの活用です。
単語ノートは真ん中に線を引いて「左側に中国語・右側に英語」のように2つの言語が同時に目に入るようにしましょう。

また、常にどちらの言語においても訳す癖をつけるようにしましょう。
そうすれば「この文章は英語でどうやっていうのかな?」と、自然と両方の言語で書き換えようとする癖がつきます。

同時学習をすることのデメリット

同時学習のデメリットとはなんでしょうか。

  1. 2言語で混乱してしまう恐れがある
  2. 1つの言語に費やす時間が半分になる

2言語で混乱してしまう恐れがある

2つの言語を勉強していると、文法で混乱してしまう恐れがあります。
上記で示したように、基本文であれば「SVO文型」となり、英語と中国語の分の作りは似ています。
しかし、過去形や未来形であれば、時制を表す単語の位置や「了」をつけるなど、違いがでてきますよね。
このように文法の違いで混乱しやすくなるのが一番のデメリットといえます。

1つの言語に費やす時間が半分になる

2ヵ国語を同時に学習することによって、1言語に費やせる時間が単純に半分になります。
1つ1つの成長スピードも遅くなりますし、その分勉強する時間も長くなるでしょう。

ただし、中国語の文法は他の言語より比較的簡単だと言われています。
わたしたちは、漢字が読めますし、まず単語を覚えるのにさほど苦労はしません。
その分、英語の単語を覚えるのに時間が使えます。

うまく工夫して勉強することが同時学習において大切なことです!

英語と中国語の勉強は隙間時間に多読をしよう

語学の習得に、おすすめしたいのが『Amazon Audible

アマゾンオーディブルは耳で本を聞くのと同時に、文章を目で追うことができます。
まず中国語の勉強をはじめたばかりの方が、ひたすら中国語を聞いても理解はできません。
中国語の発音は英語と異なって聞きなれておらず、正直似たような発音に聞こえてしまうのです。
しかし、わたしたちは日本人であるため、漢字を見ればどんなことをいっているのか理解できます。

アマゾンオーディブルのように、耳で聞きながら文章を目で追いかけるようにすれば、文章の理解力や単語力、そしてリスニング力も自然と身につくことでしょう。


アマゾンオーディブルは、電車やバスなどの通勤時間だけでなく、料理などの隙間時間にも使用できます。

わたしもアマゾンオーディブルを愛用しています。
実際に音に慣れるだけでなく、漢字も一緒に見られるため、理解もしやすく単語も増えていきます。
実際にネイティブが話す発音に触れなければ、現地の方が話す言葉を理解することはかなり難しいのです。

今なら、最初の一冊を無料で聞けるので、ぜひお試しください。

同時学習をするには、時間と継続力が必須

同時学習をする上で以下の2点が大切なポイントです。

  • 学習に多くの時間が費やせること
  • 必ず継続すること

同時学習が自分に向いているのかわからないという方は、まず勉強する時間がどのくらい確保できるのか、続ける気持ちがどのくらい強いのかを確認してみましょう。

台湾では、2ヵ国語留学を目的として渡航して来る方も多く、留学プランも存在しています。

中国語と英語をどちらも習得したいと考えるのであれば、同時学習にぜひチャレンジしてみてください!

タイトルとURLをコピーしました